店舗にWi-Fiを導入すると売り上げがアップすることがアメリカの調査で判明!

店舗にWi-Fiを導入すると売り上げがアップすることがアメリカの調査で判明!

今日は面白い記事を見つけたので紹介したいと思います。
2015年のアメリカの調査結果をレポートにした記事なのですが、日本の飲食店などが無料Wi-Fiをサービスとして提供するのはこれからという感じなので、ちょうどいいタイミングかもしれません。

さて紹介したい記事は、在米30年、アメリカで流通コンサルタントを営む後藤文俊さんのブログ、”激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ”に投稿されている「WiFi導入=売上増!顧客はダウンロードスピードのより速いお店に集まる?」というタイトルなのですが、アメリカの調査会社IHLグループが100社以上の大手チェーンストアを調査した結果を「店内ネットワークとWiFi導入における顧客体験インパクト(2015 Store Infrastructure Study Impact of Store Networks and WiFi on Customer Experience)」というレポートにまとめて、店舗のWi-Fiの効果を具体的な数字として出されていて、

接客型の店舗を経営されている方は一見の価値ありの内容となっております。

具体的にどれくらいの売上UPが見込めるのか?

顧客にむけた店内WiFiを導入した店舗では、顧客ロイヤリティが高まることで10社中3社(28%)の割合で売上が2%増加した

およそ3割の店舗が売り上げが2%上がっているとのこと。
劇的な数値変化は見られないものの、少なからず無料Wi-Fiの導入は売上UPに効果があるようです。

滞在時間が伸びたことで、例えば飲み物やケーキなど追加注文があり、2.7%売上が増加した

確かに無料Wi-Fiで快適なインターネットを楽しむことが出来るなら、滞在時間が伸びるのも頷けます。
顧客単価がUPする効果があることが分かります。

スタッフに向けて店内WiFiを導入した店舗では半数(48%)の店で売上が3.4%増加した

なんと、顧客向けではなくスタッフに向けてWi-Fiを導入した場合、顧客向け以上に売上UP効果がありました。

Wi-Fiで従業員満足度が向上

従業員が快適にインターネットを利用することができ、ES(従業員満足度)向上につながったものと見られます。
従業員の満足はお客様への「もてなし」に現れますから、実は重要な改善点だったりするのですね。

顧客ロイヤリティが向上。相乗効果で売上UP!

レストランやファストフードなどホスピタリティを提供するお店では、61%で顧客ロイヤリティが高まった

WiFiを使いスタッフにタブレットPOSレジなどモバイルデバイスを持たせることでも顧客ロイヤリティが高まった

ゼネラル・マーチャンダイズ(雑貨など)の店では53%の顧客ロイヤリティが高まり売上は4.3%増加

レストランでも客席回転率が上昇し、マネージャーもフロアにいられることで顧客ロイヤリティが高まり(61%)、売上も2.5%増加した

顧客は無料で提供されるWi-Fiに対して「満足」以上の「信頼」を寄せるようです。
顧客ロイヤリティ
Wi-Fiを導入することでタブレットPOSレジなど、安価で業務効率化ができるツールも利用できるようになります。
雑貨店などでは目の前の商品の口コミをインターネットで調べたりしますので、顧客はこれまでと同じ時間でも今まで以上の商品数を購入検討することができます

そして意外にもレストランでは客席回転率が上昇したとのこと。Wi-FIで快適になると思わず長居してしまいそうですが、例えば、インターネットを利用した調べ物の時間が短くなり、結果として顧客が席を立つまでの時間短縮につながったのでしょうか。

いずれにせよ、顧客ロイヤリティの向上は接客業にとっては非常に有益なものとなります。
無料Wi-Fiを提供するだけでこんなにも差が出てくるものなんですね。

リピーターにつなげるためには回線速度も重視すべき

ファストフードチェーンの中で最もWiFiダウンロードスピードが速い店はスターバックス

スターバックスはWi-Fiの中でもさらに高速なプロバイダーに変えることで、滞在時間を伸ばし顧客単価の上昇に成功しています。
Wi-Fi公開によって滞在時間が伸びて追加注文

スタバのダウンロードスピードはマクドナルドやベストバイの2倍

スタバとマクドナルドが隣同士で並んでいた場合、外でパソコンを開いて仕事をするビジネスマンは、どちらに入る確率が高くなるでしょう?

そして、一度でも速い回線速度のお店を経験した人は、速度の遅いお店に入ったときにどう感じるでしょう?

いわずもがなですよね。

まとめ

人は質の良い物事を体験すると、いままで普通だったものが質の悪いものに見えてしまいます。
Wi-Fiの電波は目には見えませんが、顧客や従業員はその利便性を体験することができます。
売上UPのツールとしても、CS・ES(従業員・顧客満足度)の向上を図るツールとしても、そして他店との差別化を図るツールとしても、無料Wi-Fiの提供は費用対効果の非常に高い施策といえるでしょう。

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